祖母の死後40年たって知った真実!!

私が中学3年生、16歳を迎える2月私の祖母は亡くなった。祖母と母の中は決してよくなかったと思う。
しかし、子供の目から見る間柄は決して悪い物とは感じなかった。祖母が痴ほう症になり、息子である父の事も正気で相手が出来なくなってきた頃、伯母と母の関係が怪しくなってきた。祖母が伯母に愚痴を言ってていたようだ。下の世話をしてくれない、食事を食べさせてくれない等、私はまだ中学生だったので詳しくは書けないが、そういう事が不仲の原因だったようだ。幸い、私達を実の弟の様にかわいがってくれる従兄姉とは疎遠にはならなかった。
そしていつの頃か、気が付けばそんな伯母と母の関係は以前の様な中に戻っていた。多分、そんな不仲は一年程も続いただろうか。伯母の家庭と和解したと記憶に残る出来事があったので、祖母が亡くなって3年後には元に戻っていた事は確かである。
今になって思う事が1つある。祖母の最後の言葉を最近になって聞いたのだがこの言葉がすべてわだかまりを消していったのだと思う。祖母は母に向かって言ったそうだ。「・・・さん、すまなかったね!お世話を掛けたね!!」この1,2言がすべてを消し去った。その言葉は正気だったそうだ。

Print Friendly, PDF & Email

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です